ゆずりば語学研究所

~日本語教師による語学に関わる情報ブログ~

日本語教師の給料や年収は??働き方別に紹介!

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日本語教師は、外国人に日本語を教える仕事。

日々成長する生徒の姿にやりがいも大きく、人材不足から需要も高くなってきています。

そこで気になるのが、給料や年収といったもらえるお金に関することです。

 

日本国内での日本語教師の年収は280万円~450万円ほど。

経験を何年も積んでいくと、400~500万円、それ以上となる可能性が高いです。

 

年収が幅広いのは、雇用形態がパートや正社員、派遣社員、業務委託と働き方が様々なのも理由。また、働く場所によっても、給料は大きく変わってきます。

 

今回は、その給料(年収)について、かんたんにお話させていただきます!

 


 

【①日本語学校

◆非常勤講師 ≪目安:年収180万~200万円前後》

養成講座修了後、日本語教師としてのスタートは日本語学校での非常勤講師というポジションが多いです。

 

いきなり常勤になることも、今の需要が続く限り可能ですが、日本語教師は授業準備も必要になってくるので、はじめから常勤スタートだと時間的にも体力的にも厳しい部分があります。

 

非常勤講師は、時給制なので、授業をした分だけ給与が入ります

地域にもよりますが時給(コマ数)は1500円~2000円ほどです。

 

日本語教師の場合、1日に担当可なコマ数は通常2コマ(多くても4コマ程)なので、1日4コマを受け持てば月収は14万~18万円となります。

自分が授業をできる時にシフトを入れられるというメリットがあります。しかし、年末年始のお休みや、授業がないときなどがあるとその分働けないので、お給料も減ってしまうというデメリットもあります。収入を安定させたいのであれば、常勤講師を目指しましょう。

 

◆常勤講師 【目安:年収300万円~350万円】


常勤講師は基本的に正社員になるので、「月給+賞与」でお給料がもらえます。

非常勤講師よりも、給料面で安定しやすく、長く働きやすい環境です。

 

ただ、非常勤講師は、授業だけに力を注げば大丈夫な場合が多いですが、常勤講師は、授業だけでなく、日本語学校で必要な業務を幅広くやる必要があります

 

その仕事も全て含めて、常勤の日本語教師のお仕事になります。

 

以前までは、日本語の教授経験者を中心に常勤のポジションが用意されていました。しかし近年では、採用面接で模擬授業がきちんとできれば、未経験でも専任講師になれる場合があります常勤で働きたいかたは、トライしてみましょう。

 

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【②オンライン(スカイプ)レッスン・プライベートレッスン≪給料は実施回数による》】

 

日本語教師の働き方は、他の職業に比べて様々な働き方があります。

その中で注目されているのが、オンラインレッスンスカイプなどの通話アプリを使って、日本語を教えることができます。

 

時給900円~1200円ほどの時給制や、1コマ25分で500円など。オンラインレッスンのサイトによって様々です。

 

時間や場所も自分で自由に選べるので、主婦さんや子育てママさん、会社員さんの副業として、注目されています。空き時間を有効活用できるのがいいですよね。

 

また、カフェなどでプライベートレッスンとして教えることも可能。 60分3000円~6000円ほど。グループレッスンにすれば、さらにもらえます♪集客や場所を自分でする必要がありますが、かなり割のいい働き方でもあります。

 

【③大学で講師として働く】

 

大学となると大きな教育機関なので、給与の待遇がいいところが多いです。

日本語学校と同様に非常勤講師と常勤講師の2つがあります。

 

◆非常勤講師 ≪目安:時給3000円以上

日本語学校と比べるとかなり給料が多いです。

ただし、非常勤講師の場合、1年契約など、契約期間を設けられている場合が多いです。 ただ、大学で授業するコマ数は決まっているので、持っているクラスの時間は固定して働けるので、安定しつつも掛け持ちをしたいという方にはピッタリです。

 


 

◆常勤講師 ≪目安:月給30万円~50万円以上

特に常勤講師は経験やスキルを求められるので、採用の難易度はかなりあがります。ただ、安定して仕事がある上に、大学の講師という地位もあり、給料はかなりよくなります。日本語教師1本で生きていきたいのであれば、最終目標をここに設定するとよいでしょう。



【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

 

今回は日本語教師の給料・年収というリアルな話題について触れさせていただきました。

仕事のやりがい」も大切ですが、生きていくためには「お給料」も必要です。

日本語教師として、いろんなキャリアの積み方があるので、自分にあったプランを決め、それに向かってすすんでいきましょう

 

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