ゆずりば語学研究所

~日本語教師による語学に関わる情報ブログ~

日本語教育能力検定試験『通信講座DVD』はどうやって使うか?その勉強方法を大公開!

検定試験の講義DVDは全部視聴すると膨大な量です。

 

ついつい、ダラダラ見てしまったり、眠くなってしまう。

結果、頭に何もはいっていない。なんてことも。

 

それでは、せっかくの勉強時間がもったいないです。

今回は、そんなあなたに通信講座のDVD勉強法をお教えします!

 

◎DVDの視聴前にテキストの問題をチェック

 

DVDをダラダラ見てしまったり、眠くなってしまう原因の1つは

「分からないから」です。

 

日本語教育能力検定試験は、日常では聞かない用語がたくさんあります。

勉強をはじめたばかりの時期は、その意味を覚えるのはとても難しく、

理解するだけで手一杯です。

 

ですので、DVDの勉強のまえに、

「テキストの解説を見ておくこと」

「一問一答問題を軽く解くこと」をおすすめします。

 

 

このテキストには、「分野ごとの解説」と「用語問題」があります。

知識を定着させてくれるので、購入しておきましょう。

 

テキストを見たり、問題を解くのは、

その日にDVDを視聴する分の範囲だけでかまいません。



ただし、ここに時間をかけすぎてはいけません。

あくまで、インプットしやすくするためのウォーミングアップです。

 

時間をかけすぎないためにも、時間を決めておきましょう

例えば、テキスト5分+問題集5分など。

 

また、DVD視聴までの段階では、全てを理解することは厳しいので、

分からない部分がたくさん出てくると思いますが、気にしなくても大丈夫です。

 

その後問題集を解いたり、用語集でチェックしていくうちに

だんだん理解できるようになり、言葉にも慣れてきます。

 

焦らず、自分のペースで。

検定試験当日までに間に合えば大丈夫です!

 

 

◎DVDの視聴は聞きすぎない。書くこと!

 

DVDを長い時間見ていると、つまらなくなってきます。

それは、『受け身の学習』だからです。

 

受け身の学習は頭に残りにくいです。

聞いているだけで、勉強していたつもり。になっていませんか?

 

それを防ぐためにも、書く勉強にスイッチしましょう。

 

書くという行為は、自分で行うものです。

書くことで、自分で考える→整理する→手を動かす

という3つの動作が加わります。

 

自主的に学習をすることによって、頭に残りやすくなります。

 

では、具体的にDVDの勉強にどのように取り入れたほうがいいのでしょうか?

 

①DVDを聞く

②聞いたことを書く

③確認する

 

この流れです。

 

①DVDを5分~7分見る

自分が1回でその範囲をまとめることができる時間に設定してください。

人によって違うと思うので、ご自分のペースで大丈夫です。

 

疲れてきたなと感じたら、休憩をはさんでOK。

集中がきれたと思ったら、学習を中断してください。

効率が落ちていくので、時間を割いてももったいないです。

 

②5~7分みたら、いったん止めてください。

そのあとに聞いた内容をまとめます。3分程度でささっと書きます。

 

③ここで忘れている部分があれば、レジュメを見て確認してください。

時間がかかるので、再度まとめる必要はありません。

 

 

この①~③を繰り返します。

これで、検定試験のインプットがかなりできます。



まとめ

 

いかがでしたか?

今回は日本語教育能力検定試験の通信DVDを使った勉強方法についてご紹介しました。

 

通信教育は高いです。

ですので、その教材をしっかり使いましょう。

 

合格すれば、その費用は、お金をかけた以上のものに変わります

「勉強した経験と資格」「日本語教師としての将来」を手に入れることができます。

 

合格するためにもこの方法を実践してみてくださいね!