ゆずりば語学研究所

~日本語教師による語学に関わる情報ブログ~

日本語教育能力検定試験に不合格した。その理由は3つ。

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今、このページにあなたがたどり着いたということは、

「検定試験に不合格。どうすればいいの?原因は何?」

と思われているのではないでしょうか?

 

大丈夫です。理由は、とってもシンプルです。

今回はその理由3つをご紹介します!

 

 

私も1回目の受験で不合格でした。

4月より養成講座を受講し、約半年ほど検定試験に向けて勉強してきました。

当時、私は大学生でした。1日の勉強時間は平日は2時間、休日は5時間。

直前の1~2か月は平日は大学の授業と養成講座の授業がない時間のほとんど、休日は朝から晩まで、詰め込むように勉強していました。

 

しかし、残念ながらその年は合格できませんでした。

真剣に勉強をしていただけに、その分かなりのショックを受けたのを覚えています。

 

不合格になる理由は大きく3つ

❶勉強時間が足りない

検定試験の合格率は約20~25%です。

ネットやSNSで検定試験に合格された方を見てみると、

「合計250時間~500時間の勉強していた。」という書き込みが多くあります。

この勉強時間についてですが、初心者の方は500時間は必要です。

養成講座を受講されている方でも、250時間は最低必要かと思います。

 

この時間に達していない方は、もっと勉強してください。

直前の1か月は日常生活で必要な時間以外は勉強してください!

 

平日フルタイムで働く会社員の方、子育てで忙しい主婦さん、日本語教師になるためにパートと資格取得の掛け持ちをされている方、など。

勉強に費やせる時間が条件的にどれだけあるかは、人それぞれです。

しかし、その差は問題ではありません。

 

勉強できる時間≠勉強した時間 ではないからです。

 

「自分が勉強できる時間に、自分がどれだけ勉強をしたか?」です。



❷勉強方法が悪い

どれだけ時間を費やしても、勉強方法が間違っていたら、合格できません。

あなたは以下に該当していませんか?

 

・参考書やテキストが多すぎる

・過去問を繰り返し解いていない

・講義DVDをだらだら見ている

・勉強するときに、書く量が少ない

・問題集を解く時間より、テキストを使う時間のほうが多い

 

初年度の私の不合格理由は、このなかのいくつかに該当していたためでした。

 

ですので、これに該当する方は勉強方法を考え直したほうがいいです。

失敗している私が言うので本当ですよ!

勉強法についての詳細は、別記事にあります。

 

yuzuriba.hatenablog.com

 

ぜひご覧くださいね!



❸試験が自分に合わなかった

この検定試験に関わらず、試験というのは相性があります。

みなさん、試験は「自分の実力を試す場である」

と思っていらっしゃるかもしれませんが、違います。

 

試験というのは、

「自分が勉強して身についているものが、どれだけ出題されるか?」です。

ですので、❶と❷のステップがきちんと踏めていた方は、そんな落ち込む必要がありません。運が悪かったという理由にして、今年のことは忘れて、来年に向けてのマインドをつくりましょう!

もう知識はかなり身についているので、来年の受験勉強がとっても楽だと思いますよ。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は不合格した人にむけての記事を書かせていただきました。

参考になりましたか?



今年のことは忘れて、モチベーションを高め、しっかり勉強計画をし、実行して見ましょう。

そして、来年の合格に向かって走りましょう!